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令和7年4月3日(木)

第42回 認知症カフェ

開催場所レストラン・グリーンハット
講師二村 明広(医師)
一般参加者7名
相談件数0件

令和7年4月3日(木)、グリーンハットにて第42回認知症カフェ(カフェなでしこ)が行われました。7名の方が参加され、一緒に軽体操をしたり認知症の講義を聞いて楽しみながら学びました。

作業療法士による軽体操では、首の体操が紹介されました。
首の筋力は飲み込む力に関係があるため、食事前に行うと効果的であり、痛みのない範囲でリラックスして行うとよいとのアドバイスがありました。
毎回恒例のコグニサイズも皆さん声を出し、手と足の動きを意識しながら集中して取り組んでおられました。

二村医師(副院長)からは、認知症患者数の推移についてお話がありました。
その後、認知症家族の介護体験の動画を視聴して、認知症社会の現状と認知症の方への関わり方を学びました。

・2025年には認知症患者は730万人に達する予測だったが、2023年現在で440万人にとどまっている。
・地域には認知症の診断がついていない高齢者も多いと思われる。
・認知症の中核症状からくる周辺症状は関わり方で減らすことができ、大切な関わり方のひとつとして、本人を尊重し、自尊心を傷つけないことが重要である。
との説明に、参加者もうなずきながら熱心に講義を聞いておられました。

その後のテーブルごとの語らいでは
・高齢者ドライバーの事故のニュースをみると、将来自分も事故を起こさないか不安になる。
・認知症にならないような心構えで生活しなければと思う。
との意見があがりました。

参加者からのアンケートからは
・認知症について知る機会がありがたいです!
・コグニサイズを継続してほしい。
という意見が聞かれ、認知症への理解を深めるため熱心に参加されていることがわかりました。

50代で若年性認知症になった母親…岩佐まりが介護を続ける理由

二村医師(副院長)が講演内で紹介した動画です。

出典元: ABEMAニュース

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