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令和7年6月5日(木)

第43回 認知症カフェ

開催場所レストラン・グリーンハット
講師二村 明広(医師)
一般参加者15名
相談件数0件

令和7年6月5日(木)、グリーンハットにて第43回認知症カフェ(カフェなでしこ)が行われました。
初参加の3名を含めた15名の参加者の皆さんと、軽体操や講義を受講し認知症の知識を深めました。

はじめに、作業療法士による座ってできるリハビリ体操を行いました。
脇腹運動と腹筋運動を組み合わせたストレッチをして、身体をほぐしました。
運動と認知課題を組み合わせることで、脳の活動が活発化すると教えていただき、座って足踏みをしながら数をかぞえ、3の倍数で手を叩く運動を行いました。
大変盛り上がり、数をかぞえる大きな声と足踏みと手を叩く音が会場に響いていました。

次に、二村医師(副院長)より認知症についての講義と、「この手を離さない」~認知症の妻と生きる~と題した動画の紹介がありました。
認知症についての講義では、認知症の症状や接し方の心構えを学ぶことができました。

その後、紹介があった動画を皆で視聴しました。
若年性認知症と診断された妻とその妻を介護する夫の生活の様子から、参加者それぞれが自身の今後の夫婦のあり方を考えたり、配偶者を介護した経験を振り返ったりしながら、認知症の方への接し方について理解を深めることができました。

最後に参加者と専門職が5つのグループに分かれて、感想を話し合いました。
グループでの話し合い後、初参加の方から
「色々な話を聞くことができ参加して良かった」
「アドバイスをもらうことができ良かった」
と話がありました。

最近の様子について話し合いをしたグループもあり、人との繋がりを大事にしており、電話やメールで連絡を取っていること、話し相手や気にかけてくれる人がいる事を有り難いと思っていることなどを共有しました。
二村医師(副院長)より認知症の方への対応について、認めてもらえる事がその方の満足に繋がっているのではないかとの助言をいただきました。

アンケートの回答者全員から、今後も参加したいと回答がありました。
また地域での開催を望む声もあり、認知症カフェに参加して良かったという感想が多く聞かれました。

認知症の妻と生きた6年間の記録

二村医師(副院長)が講演内で紹介した動画です。

出典元: ABCニュース

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