2025年7月7日(月)
開会挨拶を務めた
看護部長の加藤
平成23年から始めた看護研究発表会も14回目となりました。生涯学習ということが強く言われています。看護の質と向上を行うために質の向上は研究的な視点、物の見方が大切です。日々、行っていく看護、業務のひとつひとつどういう意味があるのか、もっと良い方法は無いか、考える視点を養えることが研究的な視点だと思います。研究は看護の本質を追求することでもありますし、臨床で研究に取り組みことは大変ですが、看護に対する思いも深まったり看護に対する謙虚な姿勢、態度につながってくるように感じます。皆さんでこの大会を有意義なものに作り上げていきましょう。
言語による意思表明が困難な患者への意思決定支援の一例と題して発表した
さくら病棟 若林
ICL手術を受ける患者の不安と緊張の緩和を図る~推しを取り入れた周手術看護~と題して発表した
アイセンター手術室の三箇
A病棟の手荒れ・ハンドケアについての意識・実態調査と題して発表した
わかば病棟 亀田
問診票を記載できないめまい患者に対する看護師用問診票の作成とその効果の検証と題して発表した
耳鼻科外来 濱本
実践報告会
認知症看護特定認定看護師活動報告
認知症看護特定認定看護師 松井
講評
富山福祉短期大学 看護学科
教授 岩城直子先生
今日はみなさんの熱い思いを感じました。
研究をすることで看護の質を高めることにつながっていくことを感じ、さらに発展させていただきたいと思い、お話しさせていただきます。
なぜ研究をしなくてはならないのかというと、やはり専門職だからなのです。単に指示に従って漫然と仕事をするのであれば専門職とは言えず、日々考え、工夫することは大事なことであり、何か疑問に思ったことは解決しようという姿勢はやはり専門職だからです。
その方法の一つが研究です。
業務が忙しい中を取り組まれたことに、心からリスペクトいたします。特にファーストオーサーの方がいちばんたいへんだったと思いますが、アンケートに協力されるなど、みなさんで取り組まれたことと思い、ごくろうさまでした。
閉会挨拶を務めた
主任の南
本日、看護研究を発表された皆さま、実践報告を発表された松井さんには日々の業務をしながら研究や準備にご苦労も多かったと思います。お疲れさまでした。各部署で研究担当者を支えてくださった師長はじめ関係者の皆さまに心より感謝いたします。本日の研究会を通じて看護の現場での実践や研究の成果を共有し、看護の質の向上により一層、努力していきたいと思います。
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